1.婚活サイトを始めたきっかけ

毎日に疲れきっていたんです。
朝6:00に家を出て電車に揺られて1時間。いつものように出勤する都心の街はなにか灰色でせかせかした雰囲気をきょうも醸しだしていました。
大学を卒業してはや数年、夢も希望もない毎日。毎日代わり映えのしない日常を無限ループのように繰り返しているだけ。
趣味もない、金もない、彼女もいない生活。このまま一生を終えるのかと腹をくくっていた気持ちはありました。
そんなある日、とある出来事が私を根底から変えてくれた・・・・
美佐男の人生を変えたのはとある出来事でした。
婚活サイトをはじめたきっかけ

重たいオープニングでしたがここからはラフにいきますね。
まずは婚活サイトなるものに突入していったきっかけからお話ししておきます。
簡単にいえば友人がこっそりやってたんです。大学時代から仲の良い友人「カメ」から勧められて・・・
そのときはネットで女の人と知り合うなんて、不純で不潔なヤツだと思ったんです。
婚活を熱く語るカメ。でも美佐男はそんなこと全く興味なし。
マジでオンナができないからって、そんなもんに手ぇ出しやがって!
それぐらいしか浮かびませんでした。
今考えると、あのくだらない正義感はなんだったのだろうかと思い返します。
まだオンナなんかロクに知らないウブな小僧。恥ずかしい話、奥手だったんですよ。女縁なんかほとんどなし。会社には女性はいるけどお姉さんではなくお姐さんだけ。
だからまともな若い女性と話しをするなんて、まずなかったのです。
カメがオンナを連れてきやがった!

親友のカメとは1か月に一回ぐらいのペースで飲む大学時代からの悪友。お互い忙しいのにカメと合うんだったら無理にでも時間は作っていたぐらい楽しみにしていたのでした。
定期戦になってきた新橋での飲み会お誘いの連絡がまたまたカメから来ました。忘年会シーズンだしね。
連れがいるんだけど、いいかなぁ。
まさかぁ~、ナオンじゃねぇだろ~な~
これは冗談のつもりで咄嗟に出だ発言。
カメは人当りがよく、変な交友関係がないのはよくわかっていました。
以前連れてきた直属の後輩もとても気のいい青年だったこともあり、二つ返事で快諾したのです。
カメは美佐男と違ってルックスはそこそこよくモテそうではありますが、なかなか彼女が出来なくて苦心していたのと同時にオンナのことであれば事前になにかしらの情報は流してくるはず。
なので連れが女性ではないことは分かっていました。
肌寒い中、新橋で待ちあわせ。

とにかく寒かったと記憶している12月頭のある日、いつもの安居酒屋に行くべく新橋で待ち合わせ。
カメは約束どおり18:30ちょうどに現れました。
あれっ!?
なんかよそよそしさが伝わるカメの姿。180cmある巨体のカメの後ろに答えがあったのでした。
連れと称していたのは女の人でした。
その女性は小柄でかわいい女の子。口角の上がったナチュラルな笑顔が印象的。
田中みなみアナをもう少しシャープにした感じで美人というよりはかわいいタイプ。カメの後ろを遅れないように小走りでくっついてくるようなしぐさが男心をくすぐってくれる。
ここでは分かりやすくみなみさんと呼ぶことにします。
みなみさんとは軽く会釈するぐらいでとりあえず居酒屋へGO!
いつもとは違う不自然な展開

この展開でお分かりだろうが、カメは婚活サイトでみなみちゃんをゲットしていたのだ!いつもは仕事の話や上司のグチに終始するのだがきょうは少し違っていました。
男女関係のことをいろいろと聞くのは失礼かと思い、美佐男から二人のことを聞くのは避けつつも一言。
みなみさんは返答に困った様子で頬を赤らめながらカメの顔を上目遣いで見ています。
そわそわとするカメ。二人は照れ臭そうにゆっくりと見つめ合ったあと、意を決したのかゆっくりと話しだしました。
実はこのあいだ・・話したサイトで・・・
かたわらでカメの話をうつむき加減で聞く彼女。
思い込みは怖いもの

ネットで女性と知り合うなんて不純極まりないと思い込んでいた当時の美佐男青年は二人の行動と信じられない言葉を聞いてハンマーで頭を殴られたような衝撃が走りました。
ネットで知り合うなんていかがわしい行為。こういう世界は自分とは関係のないどこかにあるものだとは思っていたが目の前にその現実があることに驚きを隠せませんでした。
イメージとの乖離

なんかねぇ、こーいう世界で知り合う男女ってカラオケのPVに出てくるようなイメージがあったんですよ。怪しいオトコと影のある暗めなオンナ。
ムード歌謡の世界に出てくる陰湿な関係っていうのかなぁ~。
こんなステレオタイプの発想しかなかった美佐男青年の目の前にはいつも明るく裏表のない親友の好青年「カメ」と笑顔がまぶしい今どきのアイドルのような「みなみさん」。
こういうのってアリなんだなぁ、と納得はしないまでも目の前にある現実を受け止めながら、幸せそうな二人を見てホッコリとしてただただ見入ってしまいました。
しかしながら、そのときは不思議とうらやましいという気持ちは微塵も抱かなかったのです。
なぜなんだか・・・日々の生活に疲れ切っていたためなのかもしれません。
帰りの電車にて

きょうの飲み会は21:00にお開きとなりました。明日までに作らなければいけないプレゼン用の資料があったこと、付き合いたての二人の時間を奪ってはいけないという気持ちも少なからずあったからです。
帰りの電車は夜9時をまわってもそこその乗客がおり、座ることはできませんでした。
つり革につかまりながらぼ~っと車窓を見つつ、今日あったことを想い返しました。
二人の幸せそうな姿を思い浮かべていると自分には何かが足りないと漠然と頭の中をよぎったのです。
友人カメとの違い

学生時代からカメと美佐男には決定的な違いがありました。
それは、物事に対して突き進む姿勢の有無。バイタリティたっぷりで常にポジティブなカメ。結果の良し悪しはともかく行動することで白黒をつけてきたカメにはうらやましさは確かにありました。
それにひきかえ美佐男といえば「石橋を叩いて壊しまくってきたタイプ」。ここまでの人生において失敗らしい失敗がなかったのはチャレンジ精神がなかったことに気づかせてくれたのはカメでした。
行動に移してみた

電車の中でいつものようにスマホをいじっていると、ふとカメに教えてもらった婚活サイトのことが思い浮かびました。
いつのならばそんな発想にはならず、今しなくてもよいことには興味がなかった面倒くさがりの美佐男はどういうわけかカメとみなみちゃんが知り合った婚活サイトのことが気になりました。
まずは婚活サイトとはどのようなものなのか?全く知識のない美佐男はググりながら、少しづつ自分に落とし込んでいきます。
そして納得したわけではないけれど、ただなんとなく・・・・カメが進める婚活サイトに登録までも完了させてしまったのです。
酒が回っていたこともありますが、難しいことは考えず行動に移すカメに自分を重ね合わせたこと、ありきたりの生活から非日常の世界へと逃避したかったことなどが美佐男を突き動かした要因だったと思われます。
ここからがみさおストーリーの始まります
2020年現在の美佐男は昔とは違います。
婚活関連は自慢するわけではありませんがかなりの経験値があると自負しております。
すべてがうまくいったわけではありません。しかしながら、失敗を恐れず突き進んだ結果は自分を向上させ、昨日より今日の自分のほうが確実に人間力や男力がUPしているといったなんとも説明のつけづらい自信が現在の自分の源になっていると感じています。
これは親友のカメの影響があってこそ。
カメ、ありがとう!
続く・・・
婚活サイトを始めたきっかけは5話で構成されています
1.婚活サイトを始めたきっかけ
3.【婚活サイト実践記】5人の女性にメッセージを送信、その結果・・・











